見学時のチェックポイント

老人ホームに入居する前に見学は必ずしましょう。それも複数施設です。

インターネットの情報や資料だけの情報で入居してしまうと、思わず自分には合わないということも出てくるからです。

自分の目で見て確認することで後悔をさけることができます。

また、一件目に見学した施設がとても気に入ったとしても、即断しないようにしましょう。

2件目、3件目以降の施設の方が、より入居者のニーズに合っている可能性があるからです。

そして見学をする際は、入居予定者だけでなく、連帯保証人となる方をはじめ、なるべく家族や友人と行きたいものです。

主観的意見も客観的な意見もおろそかにはできません。

 

見学に行く前に準備するべきこと

1 体調管理は万全にしておく

見学当日は頭も足も疲れる可能性があります。体調不良のなかで見学するのはとても大変なので、見学の日に備えて体調は整えておきたいですね。

また当日は履き慣れている歩きやすい靴で出かけましょう。

 

2 メジャーとカメラの用意をしておく

入居後に持ち込みたい家具家電が自宅にある場合には、あらかじめサイズを測っておき、メモしておきましょう。見学当日にメジャーを持っていき、家具家電を置きたい場所のサイズを確認し、メモを見て照合しましょう。

また、案外目の記憶だけでは忘れがちなので、スタッフさんに許可を得てから、居室などの写真を撮っておきたいものです。

 

3 質問したいこと、確認事項をメモしておく

確認したいことは忘れないと思いがちですが、いざその場に行くと、スタッフさんの説明だけで分かった気になってしまう可能性があります。メモだけでなく筆記用具も持参すれば、細かなことでも情報を書き残せておけるので、あとで忘れてしまったという心配もなくせます。

 

  • 見学する際のチェックポイント

1 食事

見学の際にチェックしておきたい見落としがちなポイントは食事です。

食事は毎日のことですし、おいしくないと元気が出ません。

入居前に試食ができるかどうかは施設によって異なります。できれば見学中に試食をするか体験入居中に実食するのが理想ですが、かなわない場合は積極的に質問しましょう。

現場の厨房で調理師が食事の用意をしてくれるところもあれば、外部の給食センターなどから外注しているところもあります。入居者ご本人があまり食事に関心がないとしても、食事が良い施設は他の面でも良いものだと頭に入れておきましょう。

 

優良な施設では食生活が豊かです。食物アレルギーに対応してくれるかどうか、治療食はあるのかなどを聞くだけでも、その施設のレベルが分かるでしょう。

 

 

2 施設の雰囲気

食事の他にチェックしておきたいのは、施設の雰囲気です。

こればかりは現場に行かないと分かりません。

アットホームな施設、プライバシーが確保できる施設、ホテルのような施設もあれば、なかには殺伐とした雰囲気の施設もあるかもしれません。スタッフが忙しく駆け回りピリピリしている施設は、どんなに設備が充実していても避けたいですね。

入居者間でのトラブル発生などなど、何か困ったことが起きた場合、スタッフに相談しやすいかどうかも大事です。

 

また、すでに入居している方たちの雰囲気も見ておきたいところです。明るい表情の方が多く、入居者同士がトラブルなく暮らせているかどうかは大切な確認事項ですね。

入居者が自尊心を保った生活が送れる施設を選びたいものです。

 

 

3 連帯保証人になる方もたくさん質問しましょう

老人ホームに入るには必ず連帯保証人が必要となってきます。入居予定者のみならず、連帯保証人も納得した上で入居を決められるよう、分からないことは曖昧にせず積極的に質問しましょう。

 

主に連帯保証人には以下の責務があります。

★入居者に何らかのトラブルがあった際に緊急連作先となります。

★入居者が利用料金を払わなかった場合、連帯保証人が支払う義務があります。

★入居者が退去する場合、身元を引き受ける義務が発生します。

 

4 料金面

言うまでもなく有料老人ホームに入居すれば経済的な負担は大きくなります。

★入居金の額と償却期間、償却方法、初期償却額

★月額利用料の内訳

★月額利用料以外にかかってくるオプション料金の確認

★入居金のクーリングオフ(契約解除)の可否

★入居金の保全義務

★土地・建物の権利形態

 

5 見落としがちな質問事項

★事業経験年数の長さ(長ければ長いほど経験豊富だと言えます)

★入居率の高さ(高ければ高いほど経営が安定しています)

★入居者に対する職員の比率(人手不足が深刻な施設も少なくありません)

★スタッフの離職率の低さ(スタッフの働きやすさの目安になります。ひいてはより気持ちいい対応をしてくれる可能性が高まります)

★24時間看護の有無(夜間はオンコール体制のみの場合もあります)

★ターミナルケアに対応しているか

★個別機能訓練に対応しているか

★防災対策に怠りはないか

★利用者が気軽に相談しやすい窓口があるか

★デメリットだと思われることも隠さず情報公開をしているか

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)